現在、世界中でデモが拡大しています。
元々、
BLMは2012年、フロリダ州で黒人の高校生がヒスパニック系の自警団員に射殺されたことを機に始まった運動です。
2014年にも、ニューヨークやミズーリ州で黒人が白人警官による「絞め技」や、
発砲で死亡する事案が発生しました。
その抗議活動で認知度が高まっています。
今回の抗議活動は黒人差別に対する反発に端を発しています。
今はSNSで、BLMを発信する企業や個人が増えており、
著名企業からも賛同の声が相次いでいる。
これに「沈黙する」ということは、私たちは人種差別に加担していることと同義だとも言われています。
今、世界中で抗議の声が上がっており、Art Baselもその声をあげました。
Art Basel インスタグラム投稿
ブラックアウト・チューズデーへの参加、原文
Art Basel 投稿の日本語訳
私たち(Art Basel)は、
私たちのコミュニティと連帯し、
人種的正義を支持するために、
#BlackOutTuesdayに参加しています。
そのために、アートバーゼルは、私たちの組織の中で、そして私たちのフェア全体で、雇用する人から協力するサプライヤーまで、どのようにして新しい機会を創出できるかを積極的に見直しています。
また、アートバーゼルのショーの中で、有色人種のアーティストを促進するための新たな可能性を模索していきたいと考えています。
アートバーゼルは、私たちの時代の重要な問題についてアートの世界で開かれた議論と会話の文化を醸成することに専念しています。
人種差別、人種の違いだけでの暴力は、私たち日本人も考えていかないといけないこと
今回、対岸の火事だと思っている日本人も多いので伝えておきますが、
日本人も世界的に見たら、「差別の対象」です。
黄色人種、アジア人は、よく差別されることが多いです。
コロナが起きてからの差別がすごかったのも記憶に新しい。
私たちも差別を受けてきた対象。
私たち日本人も、声をあげていくべき出来事の一つです。
今、世界の価値観が大きく転換しようとしています。
アーティストは、そうした動きもしっかり目に焼き付け、表現で記録していく必要もあります。
今をしっかり見つめていきましょう。