Art Baselが、パエ・ホワイトのアート作品について、インスタで公開!日本語に翻訳しました。

Art Baselのインスタにて、

アーティスト、パエ・ホワイトの作品を紹介。

このアートワーク、煙でも鏡でもありません。

何で作られたのか、どんなコンセプトなのかをしると、現代アートの面白さが少し深まるかもしれません。

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💨 No smoke and mirrors here: ‘Relatives/D’ (2016) by Pae White is made entirely of cotton, polyester, and Trevira. ⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀ White's work, which was available in neugerriemschneider's Viewing Room, ‘The Door in the Wall | 牆中門,’ explores the limits of a given medium’s possibility and upends our associations with it. In this tapestry, White evokes plumes of smoke with multiple layers of material imagination. The substance is first captured through photography that exposes its depth of color and the complexities, it is then recreated in knotted cotton on a grand scale, creating what White describes as cotton’s ‘dream of becoming something other than itself.’ ⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀ #artbaselOVR #paewhite #neugerriemschneider #tapestry #artbasel

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日本語

ここに煙と鏡はありません。

パエ・ホワイトの「Relatives/D」(2016)は、コットン、ポリエステル、トレヴィラのみで作られています。
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
neugerriemschneiderのビューイングルームで展示されていたホワイトの作品「壁の中の扉|牆中門」は、与えられたメディアの可能性の限界を探り、それに対する私たちの連想を覆すものである。

このタペストリーの中で、ホワイトは物質的な想像力の重層によって煙の噴煙を想起させている。

まず物質を写真で捉え、その色の深さと複雑さを露わにした後、それを結び目のついたコットンの中に壮大なスケールで再現し、

パエ・ホワイトが言うところのコットンの「それ自身以外のものになる夢」を生み出します。

参考:パエ・ホワイト

パエ・ホワイトの作品画像(Google画像検索)

現代アートの考察

現代アートは、とても複雑に見えますが、シンプルな世界です。

教養を身につけるには、多くのアーティストのアートを見ること。

実物を見るに越したことはありませんが、現代はSNSを通じて、最先端のアートにも触れられる時代。

今回はArt Baselが伝えるパエ・ホワイトの作品コンセプトに着目。

何を描くかではなく、どんなフィロソフィー(哲学)が作品に存在するのかを感じながら、現代アートを嗜む事をお勧めします。

   

WRITER

    Artist Collective
    QG [QUARK GLUON]

    Quark Gluon(QG)は、杉田廣貴を発起人とするアーティスト・コレクティブです。それぞれに異なるテーマ・表現方法を持ち、日頃は個として自律的に活動するアーティストたちがQGに集い、響き合うことで、新たな問いと表現をうみだし、世界に働きかけます。

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