フランス人アーティスト JRが、パリのルーブル美術館で魅せた特大アートイリュージョン。

アート系のインスタグラム @artで紹介されたアーティスト JRのアート・イリュージョンについてを日本語訳しています。

これは全て「紙」を貼り合わせて出来てます。

存在や想像の「儚さ」もテーマにした特大作品をご覧ください。

インスタグラム原文

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"With the help of a small army of 400 volunteers, French artist JR pasted thousands of strips of paper around the Louvre in Paris in 2016, turning the courtyard around the museum into a massive optical illusion. Installed in honor of the structure’s 30th anniversary, the collage titled “The Secret of the Great Pyramid” provides a glimpse at what may lie beneath the iconic glass pyramid.⠀ ⠀ In 2019, he returned to create this installation. "The artist explains that the installation was designed to last a single weekend. “The images, like life, are ephemeral,” JR writes. “Once pasted, the art piece lives on its own. The sun dries the light glue and with every step, people tear pieces of the fragile paper. The process is all about participation of volunteers, visitors, and souvenir catchers. This project is also about presence and absence, about reality and memories, about impermanence.” @JR ⠀ text via @colossal

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日本語訳

“フランス人アーティストのJRは、

400人のボランティア団体の助けを借りて、

2016年にパリのルーブル美術館の周りに何千枚もの短冊を貼り、

美術館の周りの中庭を巨大な目の錯覚に変えました。

開館30周年を記念して設置された

「大ピラミッドの秘密」

と題されたコラージュは、

象徴的なガラスのピラミッドの下に潜んでいるかもしれないものを垣間見ることができます。

2019年、

彼は、このインスタレーションを制作するために戻ってきました。

「インスタレーションが1週間続くように設計していた」と説明しています。

「イメージは、生命のように儚い。」

とJRは書いています。

一旦貼られたアートピースは、

それ自体で生きています。

太陽が光の糊を乾燥させ、

一歩一歩を踏み出すごとに、

人々は壊れやすい紙の破片を引き裂いていく。

そのプロセスに、

ボランティアや訪問者、お土産を受け取る人たち全員が参加しました。

このプロジェクトはまた、

存在と不在、現実と記憶、無常についてを考えさせるものとなりました。

作品をもっと見たい人は、こちらをクリック

JRが魅せたイリュージョン。ルーブル美術館(2019)

   

WRITER

    Artist Collective
    QG [QUARK GLUON]

    Quark Gluon(QG)は、杉田廣貴を発起人とするアーティスト・コレクティブです。それぞれに異なるテーマ・表現方法を持ち、日頃は個として自律的に活動するアーティストたちがQGに集い、響き合うことで、新たな問いと表現をうみだし、世界に働きかけます。

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