現代アートの巨匠、ジェフ・クーンズのラビットをピックアップ

現代のアート界を代表するアーティストの一人、

ジェフ・クーンズ。

彼が、1986年の作品ラビットを、

自身のインスタグラムでシェアしていたので、シェアします。

え、これがアート?と思う人も日本にはいそうですね^^

作品タイトル

Rabbit

ウサギ

バルーンをアートにした作品

バルーンが、アートなんやと勘違いする人もいると思うので伝えると、

ステンレスでバルーンに見えるように作られた、彫刻作品だ。

ジェフ・クーンズは、1955年1月21日にアメリカで生まれた、同国の芸術家。

彼自身も、アンディ・ウォーホルのようにデザイナー出身だが、

ポップカルチャーをテーマに、

バルーンに見立てた鏡面処理を施した

ステンレス製の彫刻作品を作っています。

風船では、ありません。

オークションでは、最も高額で取引されるアーティスト。

約60億円の値段がついたこともあります。

著名ブランドともコラボレーションするなど、

かなり精力的に活躍しています。

筆者も、アメリカ・ニューヨークのホイットニー美術館で開催された彼の個展を観に行ったことがありますが、

全ての作品において、

アメリカのもつポップ性、キッチュ性が入っていて、

美術館の壁一面に貼られた、自然の中で全裸で彼が横たわる姿の写真が作品として展示されていた。

それは、衝撃でした。

でも、小さな子供たちも観に来ていて、

彼のバルーンアート作品たちの人気は凄かったです。

商業的で下品な姿も見せる時もあれば、バルーンのように先端のアート表現で、人々の心を踊らせる瞬間もある。

この両面を持ったアーティストがジェフ・クーンズ。

まだまだこれからも目が離せないアーティストの一人です。

   

WRITER

    Artist Collective
    QG [QUARK GLUON]

    Quark Gluon(QG)は、杉田廣貴を発起人とするアーティスト・コレクティブです。それぞれに異なるテーマ・表現方法を持ち、日頃は個として自律的に活動するアーティストたちがQGに集い、響き合うことで、新たな問いと表現をうみだし、世界に働きかけます。

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